新材料用の新工場建設着工に関するお知らせ

AeroEdge株式会社(本社:栃木県足利市、代表取締役社長:森西淳、証券コード:7409)はチタンアルミブレード用新材料の量産化に向けて、新工場並びにラボ(※)建屋の建設に着手したことをお知らせいたします。
2025年8月14日公表の「LEAPエンジン向けチタンアルミブレード用新材料の供給並びにマーケットシェア拡大のお知らせ」において、チタンアルミブレード用新材料の量産化についてご案内しておりますが、この度、当該新材料の量産用の新工場並びにラボ建屋の建設に着工することといたしました。これに伴い、2025年10月7日に代表取締役社長 森西 淳ほか当社関係者が出席のうえ、地鎮祭を執り行い、建設工事と工場稼働の安全を祈念いたしました。
新材料は、チタンやアルミ等の原料を鋳造することで生産したチタンアルミ合金であり、LEAPエンジン向けの材料となります。新材料は、現行の材料と比較して完成形状に近いことから、原料の使用量を削減することができ、原料コストを抑えるとともに、その後の加工コストも削減することが可能になります。また、環境面においても、日本国内で材料生産を行うことにより、従来よりも材料の輸送距離を削減し、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減が見込めます。材料を自社で量産することにより、材料供給の断絶リスクを防止するとともに、材料供給量の変動に左右されることのない、受注量に応じた柔軟かつ効率的な生産体制の実現を目指します。なお、新材料は、技術的な評価を仏SAFRAN社と共に数年にわたり実施し、LEAPエンジンに搭載可能であることが技術的に確認されています。今後、量産設備投資を行い、仏SAFRAN社から工程認証を受けたのち、量産を開始してまいります。

■設備投資の概要
2025年8月27日公表の「チタンアルミブレード新材料量産及びマーケットシェア拡大に伴う設備投資(固定資産の取得)のお知らせ」に記載の通り、栃木県足利市で新たに取得した土地に、量産工場やラボ建屋を建設し、各種設備等を導入予定です。

① 設備概要土地、鋳造工場建屋、鋳造ラボ建屋、鋳造設備、鋳造ラボ検査装置等
② 生産品目LEAPエンジン用チタンアルミブレード(新材料)
③ 場所栃木県足利市奥戸町1215
④面積7,640㎡(土地面積)
⑤投資予定額2,575百万円
⑥投資開始時期2025年8月
⑦投資完了時期(予定)2027年4月予定
⑧取得資金自己資金及び借入金

※ 生産した新材料(鋳造品)の検査・分析を行ない品質保証する試験施設となります。

ラボ建屋完成イメージ

 

地鎮祭後の集合写真

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AeroEdge(エアロエッジ)は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く2016年創業の小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの国内初の長期量産サプライヤーに選定され、現在その増産体制の構築を加速しています。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに果敢に取り組み、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。
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