Research & Development研究開発

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Advanced Technology Development先行技術開発

AeroEdgeの研究開発方針

数十年というスケールで社会に価値を提供し続けるために、また、その結果として自らの非連続な成長を実現するために、次世代ビジネスの種まきとして要素技術の開発に取り組んでいます。要素技術開発にあたり、その前段として全社の戦略策定と、グローバルの社会トレンドおよび技術動向の把握を進め、戦略の実行にあたって必要な協業体制構築にも取り組んでいます。

金属積層造形技術開発

欧米では金属積層造形技術(Addtive Manufacturing、AM)の研究開発が加速され、既に実用フェーズに突入しています。航空産業はAM業界をリードする産業の一つであり、AM部品の活用範囲はすでに民間航空機エンジンの部品にまで及びます。 自動車業界では、特にモータースポーツや、ハイエンドカーにおいて活用が進んでおり、遠くない将来、多くの自動車にAM製品が搭載されると考えられています。また、人工関節や義歯のような医療デバイスにも採用が実現しています。
AeroEdgeでは、既存のAM技術を用いた試作やコンサルティングを展開するとともに、自社プロジェクトとしてもAM技術開発に取り組んでいます。具体的には、航空機部品を出口の一つとして、積層パラメータが金属組織に及ぼす影響の把握、今後は、積層シミュレーション技術の構築、積層パラメータ開発やAM設計(DfAM ; Design for AM)のデジタル化やAIの活用にも取り組んでいく予定です。

金属積層造形技術開発

X線画像解析ソフトウエア開発

日本における航空機産業の非破壊検査員の不足は、当該産業の成長における大きな課題の一つです。一方、検査業務については、それを担う高度専門人材の育成に長期間を要するだけでなく、検査作業自体も長時間の集中力を必要とします。加えて、X線画像検査など検査手法によっては、暗室環境の中での目の酷使が身体への大きな負担となっています。このような課題の解決を目指し、昨今の発展が目覚ましいAI等のデジタルテクノロジーによる航空機部品等の検査業務の自動化に取り組んでいます。検査精度などの確保など技術的な課題をクリアするとともに、特に航空機産業で必須となる検査工程の認証取得を目指します。

X線画像解析ソフトウエア開発

材料開発

AeroEdgeは、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、ジェットエンジン部品向けのチタンアルミ合金材料とその製造技術に関する研究開発を行っています。チタンアルミ合金は軽量な耐熱合金として、近年、一部の民間ジェットエンジンの低圧タービンブレードに適用されており、今後のさらなる市場ニーズの拡大が予想されています。カーボンニュートラルな社会の実現に貢献するべく、チタンアルミ合金のさらなる適用拡大を目指し、チタンアルミ合金の製造コストの低減や合金の高機能化などの研究に取り組んでいます。

材料開発

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