当社は、2026年5月20日開催の取締役会において、株式会社オノプラント(以下、「オノプラント社」)の株式を取得し、子会社化することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.株式取得の理由
(1)当社について
当社は、商業用航空機として世界で最も受注残が多い仏Airbus社製A320neoファミリー及び米Boeing社製737MAXシリーズ用の航空機エンジン「LEAP」に搭載されるチタンアルミブレードの量産加工・販売を主たる事業としております。チタンアルミブレードは軽量性および耐熱性に優れ、LEAPエンジンの高効率化に不可欠な部品であり、当社は加工技術と厳格な品質管理体制を強みとしています。
当社はLEAPエンジン以外の航空機エンジン部品についても量産化を進め、特定部品への依存を低減するとともに、航空機エンジン分野における事業基盤の強化を進めることで、航空産業におけるグローバル競争力の更なる向上を目指しています。
(2)オノプラント社について
オノプラント社は、航空機体部品の加工を主力事業とする企業であり、国内大手重工業メーカーを主要な取引先として事業を展開しております。オノプラント社は、長年にわたり航空機体部品の加工を受託してきた実績を有しており、加工技術力を背景に、顧客から安定した評価を得ております。
オノプラント社が取り扱う航空機体部品は、航空機の構造強度や安全性を確保する上で重要な役割を担う部品であり、設計仕様や品質基準に対して高い精度と再現性が求められます。これらの要求に対応するため、オノプラント社は厳格な品質管理体制を構築するとともに、安定した生産を実現する加工技術を蓄積してまいりました。
こうした取り組みにより、オノプラント社は国内大手重工業メーカーとの継続的な取引関係を構築し、航空機体部品の受託加工分野において堅固な事業基盤を有しております。
(3)株式を取得する理由
当社がオノプラント社の株式を取得する理由は、航空機需要が拡大する中で、航空機関連ビジネスにおける事業ポートフォリオの拡充およびプレゼンスの向上を図るためです。当社は民間航空機エンジン部品を主力として事業を展開していますが、オノプラント社をグループに迎えることで、民間航空機体部品や防衛分野へ事業領域を拡大し、航空機関連ビジネス全体での競争力強化を目指します。
そのために、当社が有するグローバルな顧客ネットワークと、オノプラント社が有する国内大手重工業メーカーとの顧客基盤を相互に活用することで、新規取引の創出や取引拡大を目指します。また、当社の加工技術や一貫工程による生産能力をオノプラント社へ展開することにより、付加価値の高い製品提供を実現し、両社の持続的な事業成長につなげていく考えです。
なお、本株式取得後も相澤昌宏氏がオノプラント社の代表取締役に留任し、事業運営の継続性を保ってまいります。当社からは非常勤役員を派遣し、グループとしての一体化、シナジー効果の拡大等に取り組んでまいります。
2.異動する子会社(オノプラント社)の概要2.異動する子会社(オノプラント社)の概要
(1) | 名称 | 株式会社オノプラント | |||
(2) | 所在地 | 栃木県河内郡上三川町大字多功2570番地2 | |||
(3) | 代表者の役職・氏名 | 相澤 昌宏 | |||
(4) | 事業内容 | 航空機体用部品の機械加工、半導体・液晶製造用装置部品の製造等 | |||
(5) | 資本金 | 14,000千円 | |||
(6) | 設立年月日 | 1962年4月2日(登記上の設立年月日は2019年2月20日) | |||
(7) | 大株主及び持株比率 | 栃木航空宇宙産業1号投資事業有限責任組合 100% | |||
(8) | 上場会社と当該会社 との間の関係 | 資本関係 | 該当事項はありません。 | ||
人的関係 | 該当事項はありません。 | ||||
取引関係 | 該当事項はありません。 | ||||
(9) | 当該会社の直近の経営成績及び財政状態 | ||||
決算期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | ||
純資産 | 257,392千円 | 337,943千円 | 427,910千円 | ||
総資産 | 1,226,372千円 | 1,264,358千円 | 1,235,384千円 | ||
1株当たり純資産 | 4,362.58円 | 5,727.86円 | 7,252.73円 | ||
売上高 | 633,247千円 | 911,129千円 | 1,038,487千円 | ||
営業利益又は営業損失(△) | △43,537千円 | 68,230千円 | 81,189千円 | ||
経常利益又は経常損失(△) | △28,169千円 | 81,337千円 | 100,036千円 | ||
当期純利益又は当期純損失(△) | △29,085千円 | 80,550千円 | 89,967千円 | ||
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | △492.97円 | 1,365.27円 | 1,524.87円 | ||
1株当たり配当金 | - | - | - | ||
(注)財務数値は未監査です。
3.株式取得の相手先の概要
(1) | 名称 | 栃木航空宇宙産業1号投資事業有限責任組合 | |
(2) | 所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 | |
(3) | 設立根拠等 | 投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づき組成された投資事業 有限責任組合 | |
(4) | 組成目的 | 株式の取得及び保有 | |
(5) | 組成日 | 2019年3月 | |
(6) | 出資の総額 | 先方意向により非開示とさせていただきます。 | |
(7) | 出資者・出資比率・ 出資者の概要 | 先方意向により非開示とさせていただきます。 | |
(8) | 業務執行組合員の概要 | 名称 | 新生レンブラントパートナーズ株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 | ||
代表者の役職・氏名 | 代表取締役 山田和孝 代表取締役 竹内秀樹 | ||
事業内容 | プライベート・エクイティファンドの運営 | ||
資本金 | 4,000,000円 | ||
(9) | 上場会社と当該 ファンドとの間の関係 | 上場会社と当該 ファンドとの間の関係 | 当社と当該ファンドとの間には、記載すべき 資本関係、人的関係及び取引関係はありませ ん。 |
上場会社と業務執行組合員との間の関係 | 当社と業務執行組合員との間には、記載すべ き資本関係、人的関係及び取引関係はありま せん。 | ||
4.取得株式数、取得前後の所有株式の状況、取得価額及び取得の方法
(1) | 異動前の所有株式数 | -株(議決権の数:-個) (議決権所有割合:-%) | |
(2) | 取得株式数 | 59,000株 | |
(3) | 異動後の所有株式数 | 59,000株(議決権の数:59,000個) (議決権所有割合:100%) | |
(4) | 取得価額 | オノプラント社の普通株式 | 980百万円 |
アドバイザリー費用等(概算額) | 55百万円 | ||
合計(概算額) | 1,035百万円 | ||
(5) | 取得の方法 | 自己資金による株式譲受 | |
(注)株式の取得価額につきましては、公平性・妥当性を確保するため、外部機関が実施した株主価値評価及び財務デューデリジェンス、法務デューデリジェンス等に基づき検討を行うとともに、株式の取得相手先との交渉による合意に従い、決定しております。
5.日程
(1) | 取締役会決議日 | 2026年5月20日 |
(2) | 契約締結日 | 2026年5月20日 |
(3) | 株式譲渡実行日 | 2026年6月 4日(予定) |
6.今後の見通し
本件株式取得により、オノプラント社は当社の連結子会社となり、当社は2026年6月期第4四半期から連結決算に移行いたします。2026年6月期第4四半期においては、オノプラント社の貸借対照表のみを連結対象とする予定であり、2027年6月期第1四半期からオノプラント社の貸借対照表及び損益計算書を連結対象とする予定です。
また、2026年6月期の当社単体の業績への影響は軽微であることを見込んでおります。なお、2027年6月期以降は、連結業績予想のみの開示を予定しております。
本件に関して今後開示すべき事項が生じた場合は、速やかにお知らせいたします。
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AeroEdge(エアロエッジ)は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く2016年創業の小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの国内初の長期量産サプライヤーに選定され、現在その増産体制の構築を加速しています。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに果敢に取り組み、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。
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