こんにちは。AeroEdgeのコーポレート本部 Tからお送りします。
2026年4月16日「チタンアルミブレード新材料供給に向けたラボ棟完成に関するお知らせ」で、ラボ棟建屋完成について開示いたしました。
本ブログでは、ニュースリリースではお伝えしきれなかった、ラボ棟建屋の背景や役割、新材料量産に向けた動きなどをご紹介します!
■名称
AeroEdgeの本社工場から車で5分ほどのところに建設を進めていた、足利第2工場「LAB棟」 が無事に引き渡されました。AeroEdgeとしては初めて、本社工場外の拠点ができました!
その名称は、以下のように決定しました!
・事業場:足利第2工場
・建屋名:LAB棟
これまで本社工場には、会社設立時に建設されLEAP事業を担うA棟、2024年に建設した航空機エンジンA/B案件を担うB棟がありました。
A・BとくればC棟を想像されるかもしれませんが、建屋は「LAB棟」と名付けられました。その由来は次のセクションで解説します!
■日本国内初となる分析拠点へ
LAB棟の大きな役割は、現在進めているLEAPエンジン向けチタンアルミブレードの新材料(鋳造材料)の評価・分析です。
これまで試験的に作製した鋳造材料の妥当性評価は、お客様の認定を受けた海外の分析機関に依頼する必要があり、試験片の輸送だけでも時間を要してしまう状況でした。このLAB棟が完成し、今後お客様の認証が得られれば、その認証の枠組みの中で、日本国内初となる分析拠点が誕生する予定です。
これにより、材料評価に要するリードタイムの短縮も期待できます。
また、将来的には自社材料の評価のみならず、先行技術開発や新規事業の検討など、幅広いイノベーションに取り組む拠点としても運営していく予定です。
この内容からもわかる通り、これまでの部品等の量産工場ではなく「材料評価・分析」という全く新しい分野を担う場所となります。そのことからも、名称はLAB棟となりました。
■ではC棟は…?
AeroEdgeが手掛ける新材料は、2027年6月期からマーケットシェアの一部に対して供給する見込みで、その後は徐々にその比率を上げていく予定です。自社で原材料を調達し、決められたレシピ通りに量産と呼ばれる数量を鋳込んでいくには、相応のスペースが必要です。
そこで、LAB棟と同じ敷地に鋳造工場を今後建設していく予定です。そうです、こちらがC棟です。
■AeroEdgeにとって新たなステージへ
AeroEdgeは今年で11年目を迎えますが、本社敷地以外に工場を構えるのは今回が初めてです。また、難削材と呼ばれるチタンアルミを、材料生産から加工まで一貫して担っている企業は、世界的にも極めて稀な存在です。
新たな拠点が加わり、さらにチャレンジングなプロジェクトに挑んでいくこととなります。これまで以上に社内外とのコミュニケーションを大切にしながら、ものづくりと技術革新に挑戦してまいります。

LAB棟の内装もとても素敵な仕上がりですが、また別の機会にお伝えします。
では、また次回!