AeroEdge株式会社(本社:栃木県足利市、代表取締役社長:森西淳)は、2022年4月4日に新しく工具研削盤「ANCA MX7 Linear」を導入いたしました。
■導入背景
当社は、LEAPエンジンの低圧タービンブレード量産を軸とした事業を展開しており、新型コロナウィルス感染拡大に伴う航空需要の低迷による影響を受けましたが、市場の回復及び拡大に向けた準備に加え、新たな事業開発を行う事を目的として、戦略的な設備備導入を行っています。今回導入した工具研削盤により、従来は内製化が困難であった複雑形状の工具製作も可能となり、社内の対応力が一段と強化されました。
■設備概要
MX7 Linear/ANCA
次世代型高精度CNC研削盤として、高能率で高精度の生産ニーズに答えられるように設計されています。高剛性で生産能力に長けた研削システムで、ANCA独自の機能やアプリケーションを備えており、高加工速度、高い自由度、高い信頼性、高精度を実現します。AeroEdgeは、コアコンピテンシーである切削技術の開発と共に工具内製技術にも取り組み、生産性向上、事業拡大に向けた最新設備を活用し、更なる成長を目指して参ります。
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AeroEdge(エアロエッジ)は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く2016年創業の小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの国内初の長期量産サプライヤーに選定され、現在その生産体制の構築を加速しています。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに果敢に取り組み、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。