中小企業版SBT認定取得のお知らせ

AeroEdge株式会社(本社:栃木県足利市、代表取締役社長:森西淳)は中小企業版SBTの認定を取得したことをお知らせします。
当社は2023年9月20日公表の「カーボンニュートラルに向けた中長期目標策定のお知らせ」において、カーボンニュートラルを実現するための中長期的な目標として、2018年のCO2排出量に対し、2025年には原単位排出量(主要製品単位当たりの排出量)の30%削減、2030年には原単位排出量、及び総排出量の50%削減を目指すことを宣言しました。
この度、国際的な機関であるSBTイニシアチブ(SBTi)から、CO2の排出に関する当社の2030年までの削減目標が、パリ協定が求める水準を達成するために必要な科学的根拠に基づいたものであると認定されました。
世界全体のカーボンニュートラル実現に向けて、航空機産業では国際民間航空機関(ICAO)*1や国際運行運送協会(IATA)*2が「2050年までのCO2排出量ネットゼロ」を目標に掲げ、CO2削減目標策定と達成が強く求められています。当社も航空機産業に携わる一員として、国際基準での認定を取得できたことは大きな一歩であり、今後の削減案推進につながると考えています。
当社は、引き続きカーボンニュートラル実現に向けた積極的な取り組みを通じて、地球の持続的な発展に貢献して参ります。


*1:ICAO, LTAG for international aviation;https://www.icao.int/environmental-protection/Pages/LTAG.aspx
*2:IATA, Our Commitment to Fly Net Zero by 2050;https://www.iata.org/en/programs/environment/flynetzero/


■当社のCO2排出量削減目標と認定の範囲(太枠)

*3:実績算定期間は7月1日~翌6月30日
*4:原単位に対する削減目標

■SBT(Science Based Targets = 科学的根拠に基づく目標)について
SBTは、パリ協定が求める水準との整合を図りつつ5年~15年先を目標年として企業が設定する、CO2排出削減目標のことをいいます。なお、パリ協定では、世界共通の長期目標として、世界全体の平均気温上昇を、産業革命前より2℃高い水準を十分に下回るものに抑え、また1.5℃高い水準までに抑えるための努力を継続することが掲げられています。

■SBTイニシアチブ(SBTi)について
SBTイニシアチブは、環境情報の開示に関する国際NGOであるCDP、UNGC(国連グローバルコンパクト)、WRI(世界資源研究所)及びWWF(世界自然保護基金)の4機関が共同で設立した国際的な機関です。パリ協定の目標達成に向けて、企業の設定した削減目標が科学的根拠に基づいたものであるかを検証し、認定を行っています。認定の種類には、主に大企業を対象としたSBT認定と、中小企業を対象とした中小企業向けSBT認定があります。


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AeroEdge(エアロエッジ)は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く2016年創業の小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの国内初の長期量産サプライヤーに選定され、現在その増産体制の構築を加速しています。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに果敢に取り組み、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。
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