DMG森精機と工作機械構成部品にDfAM(Design for Additive Manufacturing)を活用した設計を実施、その試作品をEMO Hannover 2023で展示

AeroEdge株式会社(本社:栃木県足利市、代表取締役社長:森西 淳、証券コード:7409)はDMG森精機株式会社(本社:東京都江東区、取締役社長:森 雅彦)と協業し、DfAM(Design for Additive Manufacturing)を活用した工作機械構成部品が実機テストでの機能確認を完了し、同部品が9月18日からドイツで開催されている世界的な工作機械の展示会「EMO Hannover 2023」で展示されていることをお知らせします。
DfAMはAM(積層造形、いわゆる3Dプリンタ)のメリットを最大限に活かすための設計手法、設計ガイドラインです。AMを活用することで従来の加工方法の制約にとらわれない設計が可能となり、部品の軽量化や製造工程の簡略化に大きく貢献します。
当社ではDfAMを含むAM技術開発を推進しており、DMG森精機と共同で同社の工作機械構成部品への適用を進めてきました。この度同社のNZ-Platformに使用されるマニホールド部品に関して、DfAMの適用とAMによる試作が行われ、部品の性能確認が完了しました。これにより既存設計と比較して重量、すなわち材料の無駄を80.5%削減でき、更に部品アッセンブリ工程が大幅に削減されることによる製作工程の簡素化を実現しています。

DfAM適用による部品形状の変化

 

同部品は9月18日~23日にドイツで開催されるEMO Hannover 2023のDMG森精機ブースに展示されています。

本取り組みに関するお問い合わせ、AMやDfAMに関するご相談は、当社技術戦略室(以下)までお気軽にお問合せください。
技術戦略室(室長井本)takayuki.imoto@aeroedge.co.jp

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AeroEdge(エアロエッジ)は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く2016年創業の小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの国内初の長期量産サプライヤーに選定され、現在その生産体制の構築を加速しています。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに果敢に取り組み、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。
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