こんにちは。AeroEdge のコーポレート本部所属広報担当の T がお送りします。
12 月8 日（木）足利鉄工業協同組合主催のもと、第47 回金山神社例大祭が行われました。金山神社は足利鉄工団地の一角にあり、鉱山・金属業を司る金山彦命（かなやまひこのみこと）が祭神です。例大祭は昨年、一昨年とコロナの影響で中止となり、今年は3 年ぶりの開催となりました。
例大祭では古式に則る鍛錬式を行います。吹子（ふいご）を使って火を燃やし、熱した鉄の丸棒を金槌で叩きながら輪を作ります。作られた鉄の輪は、過去46 年同様に作られた鎖につなげられ、神社へ奉納されています。
鍛冶職に最も大切な吹子に感謝することから、通称「ふいご祭り」と呼ばれています。

古式の吹子。レバーを押し引きして風を送ります

当日は地元の小学生や、近隣の金属加工会社からも多くの人が見学に訪れました。AeroEdge からは私T と人事広報部からも1 名、計2 名で参加しました。
初めて見る古式鍛錬では、静かに風を吹き込み続ける吹子や真っ赤に熱せられた炭、力強く打たれる鉄の音に圧倒されました。
式典後には鍛錬体験をさせて頂きました。力いっぱい叩きましたが、ちっとも鉄が延びませんでした！それもそのはず、見事なへっぴり腰…。

筆者T によるお手本のようなへっぴり腰

AeroEdge ではチタンアルミを中心に、金属を刃物で削る切削加工、砥石で削る研削加工、金属粉を溶かして自由に形作る金属積層造形（AM）など、金属と大変かかわりの深い事業を行っています。
今後の事業の発展と安全を祈願するとともに、金属を作り出し、加工することの偉大さを改めて体感した貴重な体験でした。

では、また次回！