研究論文掲載のお知らせ-日本機械学会論文集-

AeroEdge株式会社(本社:栃木県足利市、代表取締役社長:森西淳)の、取締役兼執行役員COO/CTO水田和裕と技術戦略室メンバーが行う研究に関する投稿論文(「電子ビーム積層造形で作製したTiAl4822合金の機械的特性へ及ぼすHIP処理の影響」)が日本機械学会論文集(Vol.87, No.893, 2021)に掲載されました。

本論文では、電子ビーム溶融法(EBM)で積層造形(AM: Additive Manufacturing)したTiAl4822合金において、航空機用ジェットエンジン部品で要求されることが多い熱間等方圧加圧(HIP: Hot Isostatic Pressing)処理が造形材の機械的特性や組織に及ぼす影響を調べたものであり、金属積層造形技術の信頼性確保と用途拡大に繋げることを目的としたものです。今後も、原理やメカニズムを分析・理解し、造形方法・条件や熱処理の最適化することで、実部品への適用実現を目指し開発を続けます。

なお、本研究は、東京都立大学大学院 筧幸次教授の多大なるご指導ご支援、また経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業による支援を受けたものであり、深謝申し上げます。

AeroEdgeは、積層造形技術に加え、デジタル画像解析技術や自動化技術など、積極的な研究開発を推進して参ります。

日本機械学会論文集 Vol.87, No.893, 2021
公開日:2021年1月25日
URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/transjsme/87/893/87_20-00330/_article/-char/ja/

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AeroEdge(エアロエッジ)は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く2016年創業の小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの国内初の長期量産サプライヤーに選定され、現在その生産体制の構築を加速しています。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに果敢に取り組み、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。

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