AeroEdge株式会社(本社:栃木県足利市、代表取締役社長:森西淳)は、2021年2月1日、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)企業主体マッチングファンド型において、AeroEdgeの開発テーマが採択されました。
A-STEPは、大学等の研究成果に基づく技術シーズを用いた実用化開発を行うプログラムで、マッチングファンド型では資本金10億円以下の企業の取り組みを支援するものです。採択にあたっては、外部専門家による評価委員会にて、課題の独創性(新規性)および優位性、目標設定の妥当性、イノベーション創出の可能性、提案内容の実行可能性、事業化の可能性、開発に伴うリスクなどの観点から審査が行われました。
採択された開発テーマは、航空機ジェットエンジン用タービンブレードの量産技術に関するもので、物質・材料研究機構(NIMS)が開発した鋳造性に優れたチタンアルミ(TiAl)新合金を用いることで、TiAl合金タービンブレードの低コスト量産技術の確立を目指すことを目的としています。
AeroEdgeは、これらの材料開発に加え、積層造形技術やデジタル画像解析技術など、積極的な研究開発を推進して参ります。
<詳細ページ>
■科学技術振興機構報 第1484号 https://www.jst.go.jp/pr/info/info1484/
***
AeroEdge(エアロエッジ)は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く2016年創業の小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの国内初の長期量産サプライヤーに選定され、現在その生産体制の構築を加速しています。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに果敢に取り組み、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。