こんにちは。AeroEdgeのコーポレート本部 広報担当Tからお送りします。
前々回のブログでは、パワーアップした新卒新入社員歓迎セレモニーについてご紹介しました。
AeroEdgeで社会人としての第一歩を踏み出した新卒新入社員を全面的にサポートしたい!という思いから、新規学卒者向け新入社員研修の内容を大幅に拡充しました。
今回は3か月にわたる新入社員研修のうち、まずは「キャリアデザイン研修」をご紹介します!
新社会人として覚えてほしい基礎的なことはたくさんありますが、ぜひ自主的に考えてほしいのが自身のキャリアパス。自分の人生と深くかかわるキャリアパスは、もちろん長期的なもの。また、似たものはあっても誰一人として同じキャリアパスはありません。
AeroEdgeでは、これからキャリアパスを考える新入社員に正しく長期的に考えられる手段を持ってほしい、また多様なキャリアパスを認識し、尊重し、切磋琢磨して、長期的持続的に成長してほしいと考えています。
そこで、今年度から「キャリアデザイン研修」を開始しました!
研修ではキャリアコンサルタントの資格をもつ従業員が講師となり、下記について取り組みました。
1.バリューカードやライフラインチャートを活用した自己分析
2.互いにインタビューをし合い、相互理解を深めるとともに、自分では気づいていない自分を知る
3.これから起こりうる環境変化を予測し、自分のキャリアへの影響やどうあるべきかを考える
1.バリューカードやライフラインチャートを活用した自己分析
バリューカードには、16種類の様々な価値観(能力の発揮、冒険性、豊かな生活、美的追求など)が記載されています。その16枚のうち、大切だと感じる3枚を選び、理由を考えます。こうすることで“自分が大切にしてきたこと”“何を重視して人生を送りたいか”という自身の価値観が明確になります。
ライフラインチャートでは、横軸を時間、縦軸を幸福度として、人生の幸福度を曲線で表します。これにより、人生においてどのような転機があったか、その時どのように考え、行動してきたか、またどのような人と関わって影響を受けてきたかを振り返り、自己理解を深めることができます。
2.インタビューによる相互理解の促進と、自己理解の促進
ライフラインチャートを介してお互いにインタビューを行うことで、「○○さんはこんなことを大切に考えてるんだ」「こんな価値観を持ってるんだ」「こんな経験をしてきたんだ」とお互いの理解を深めることができます。ここで大切なのは「違いを尊重すること」。育った環境が違うからこそ、新しい考えに出会うことができるのです。
そして、違う考えを持つ相手が自分に対してどのよう印象をもっているかを聞くことで、他人が知っていて自分では気づいていない自分を理解することができます(ジョハリの窓:気づかない窓)。
3.これから起こりうる変化を予測し、自身がどうあるべきかを考える
長期的なキャリアを考えるうえで、自身のライフステージの変化だけではなく、世の中や会社の変化も大きく影響してきます。そこで、A)過去5年間の会社の変化、B)現在の会社の強みと弱み、C)10年後取り巻く環境の変化、D)社会や会社の変化が自身に及ぼす影響の4つについて、グループワークを行い、自分たちなりの予測を立てます。このワークを通して、将来の変化も踏まえてどのようなキャリアを描くか、そのためにどのように自分を高めるべきかを自律的に考え取り組む姿勢を養うことが狙いです。
Tはこの活動を聞いて、率直に「うらやましい!」と感じました。というのも、私は自身のキャリアを真剣に考えたのは新卒入社、出産、子育てを経て再就職した30代。このようなフレームワークを通して、20代のうちに30代の自分をイメージしておきたかったなぁ、と当時の自分を思い出しました。
これらのフレームワークには、参加者間での良好なコミュニケーションが不可欠です。そのための活動ももちろん行っていますが、それはまた後日。
では、また次回!