AeroEdge株式会社、英国Plastometrex Ltd.、株式会社神戸工業試験場とのアディティブ・マニュファクチャリング分野での協業に関する覚書を締結

AeroEdge株式会社(本社:栃木県足利市、代表取締役社長:森西淳、証券コード:7409)はPlastometrex Ltd.(本社:英国ケンブリッジ)、株式会社神戸工業試験場(本社:兵庫県加古郡)とアディティブ・マニュファクチャリング分野(積層造形、いわゆる3Dプリンタ。以下AM分野)での協業に関する覚書を締結致しました。
Plastometrex Ltd.は、材料引張特性を従来の破壊試験ではなく、同社独自の開発技術PIP(Profilometry-based Indentation Plastometer)により評価を行うシステムを提供する、英国ケンブリッジ発の先端テクノロジー企業です。新しい手法では、従来の標準試験片を用いた破壊試験と比較し、それらの試験片の作製を必要とせず、接触式の硬さ評価を行うことが可能です。これによって、より速く、低コストで材料引張特性を評価する有効な手法であるとして、事業開発を推進しています。
株式会社神戸工業試験場は、試験片加工事業に始まり、航空・宇宙・エネルギー・自動車など多くの分野で70年に渡り、材料試験や化学分析の事業を行い、インフラを支える材料分野の開発や品質保証で重要な役割を担っています。1947年の創業以来、日本国内初の独立系民間試験場として、我が国の品質保証体制を支えてきました。現在も、欧米の航空機・自動車メーカーなどと取引している日本企業の製品の品質を証明し、日本のものづくり能力を世界へアピールする側面支援を行っています。
当社は、AM分野における研究開発を通じ、製造業における新たな価値創造に取り組んでおります。このたび、Plastometrex Ltd.の有する新たな材料評価システムと神戸工業試験場の材料評価と業界の深い知見と経験、当社のAMに関する専門性と市場知識を合わせ、特に日本市場におけるAM分野への新たな材料評価システムの導入促進を目指し、協業を開始致します。比較的新しい工法であるAMのより一層の発展に資する事業として、3社で協力して参ります。3年以内を目途に本提案技術が、AM分野での評価方法の一選択肢として広く認知されるよう、活動を展開して参ります。

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AeroEdge(エアロエッジ)株式会社は、世界の航空業界でナンバーワンを追求する技術集団です。栃木県足利市に本拠を置く小さな企業が、航空機エンジン製造大手のフランス企業(Safran Aircraft Engines社)から次世代航空機用エンジン「LEAP」に搭載されるタービンブレードの量産サプライヤーに選定されるという、航空機エンジン業界のグローバル企業から直接量産契約を勝ち取る快挙を遂げました。AeroEdgeは製造業に軸足を置きながら環境の変化に迅速に対応し、常にリーディングエッジであり続けること、一人ひとりが自主性・創造性を発揮し、他人がやっていない新しいことに挑戦し、新しい価値を創出すること、社会と人々の幸せに寄与することを使命に「ゼロからイチを創る」活動を推進しています。https://aeroedge.co.jp/

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