【№052】第4回AeroEdge温故知新

こんにちは。AeroEdgeのコーポレート本部 広報担当Tからお送りします。

今回は、『AeroEdge温故知新』シリーズの最終回、第4回をお届けします!
前回の3月からだいぶ日があいてしまいましたので、このシリーズについて改めてご説明を!
ご参考:
【№032】第1回AeroEdge温故知新 -品質保証Kさん(品質管理体制の確立)
【№034】第2回AeroEdge温故知新 -製造部Tさん(研削工程立ち上げ)
【№039】第3回AeroEdge温故知新 -技術部Iさん(TiAl加工技術の確立)

AeroEdge20249月で設立9周年を迎えました。昨年は、東京証券取引所グロース市場への上場、今年は事業拡大のためのB棟竣工や、LEAP向けチタンアルミブレード事業の契約延長、また海外の新しいお客様と新しいお仕事に関する契約を締結するなど、変化目白押しの日々です。
一方でこのような節目では、現在の組織づくりや会社の風土、生産システムなどがどのように成り立ってきたのか、想いを馳せる機会にもなります。
そこで『AeroEdge温故知新』シリーズで、設立当初の大変な苦労を知るメンバーの昔話をお伝えしよう!初心忘るべからず!というコーナーです。

4回では、営業部Kさんのお話をご紹介します

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2011年、Safran Aircraft Engines社(当時SNECMA)から出された課題に対応するため、トライ加工と並行して、お客様から提示された目標単価に近づけるための方策検討に奔走していました。お客様から急遽お声がかけられれば、森西さんと深夜便でフランスに飛び、空港の化粧室でスーツに着替えてからお客様のところへ直行して会議をする、という事が約2年続きました。

当時のAeroEdgeは全く無名の小さな会社でしたから、当初は百戦錬磨の大企業であるSafranから懐疑的なまなざしを向けられていました。しかしそれに怯むことなく、具体的なアイディアを、裏付けとともに丁寧にご説明することで、回を重ねるごとに良好な関係を築くことができました。技術的な側面を適切に伝えるため、言葉だけではなくホワイトボードに図を描くことで、お互いの理解を深めることもできました。技術と執念に国境の壁はないと感じた瞬間です。

 AeroEdgeは国内外にお客様がいらっしゃり、そこでは多様な特徴を持つ加工をお任せいただいています。現在の営業活動においても、この時の経験が存分に生かされています。

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年単位での大型契約は、「どのような内容で、どのようにお互いのメリットを引き出すか」ということが極めて重要で、かつとても難しいようです。
このような契約は、従業員の働くモチベーションや、支えてくださるご家族の安心にもつながりますが、そのベースとなる信頼関係を築くためには、日頃の生産活動やコミュニケーションを丁寧に、安全第一で行う必要がありますね。

では、また次回!

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